第09課

本文

jīntiānzǎomenjiùlegōngyuánjīngdiǎnle饿èleba

私達は今日朝一番に公園に行きました。(時刻は)すでにもう8時になりました、お腹が空いたでしょう?
已经yǐjīng : すでにもう(副詞) / 饿è : お腹が空く

yǒudiǎner饿èle

ちょっとお腹が空きました。
※有点儿→好ましくない「ちょっと」. cf. 一点儿→「比較して」の意になる

zhèshìlóngxiǎochīdiànmenzàizhèerchīzǎofànba
chīguòběijīngxiǎochīma

ここは隆福寺の軽食店です。わたしたちはここで朝食を取りましょう。
北京の軽食は食べたことがありますか?
※在→介詞として用いられている / 小吃xiǎochī : 軽食

háiméichīguònelóngdexiǎochīzàiběijīngyǒumíngma

まだ食べたことがありません。隆福寺の朝食は北京で有名ですか? ※呢→語気を和らげる

hěnyǒumíngmenjìnkànxiàba

とても有名です。ちょっと中に入って見てみましょう。
进去jìnqu : 中に入って行く / 一下yíxià : ちょっと

shuōlóngshìběijīngxiǎochīdexiángzhījīngyǒushàngbǎiniándeshǐle

聞くところによると隆福寺は北京の軽食の発祥地の一つで、すでに100年以上の歴史があります。
※ここでの已经...了 は「すでにもう100年を超えた」というようなニュアンス。
据说jùshuō : 听说と同じ(据说のほうがやや文語的) / 上百年shàng bǎinián:百年以上

pǐnzhǒngdìnghěnduōba

品数もきっと多いんでしょうね?
品种pǐnzhǒng : 品数 / 一定yídìng : かならず・きっと

shìa

そのとおりです。

文法事項

1. 時間詞Ⅱ 年月日,曜日,時刻

  1. 西暦○年と言うときは,数字を1つずつ読む。

  2. 月日は日本語とほとんど同じだが、日は一般に “hào”という。

  3. 曜日は「星期○」(○→月曜なら一、火曜なら二... ⚠️月曜始まり)という。

    ★ 数量・序数の 一と二
    先の課でも述べたが、数量として「一」を用いる時は、後ろの声調が4ならyí、それ以外ならyì と読み、単独使用・単語や文の末尾・序数として使用したときはyī と読む。したがって星期一の発音は xīngqī である。
    二について、数量として使用するときは二ではなく两を用いる。また、第10課で扱うが、"千、万、亿yì"の前には多く“两”を用いる。"百" の前は 二 も 两 も使う。

  4. 時刻「~時…分」は中国語では“~diǎn …分fēn”と言う。日本語の「〜時半」に対応する表現として「〜点半diǎn bàn」もある。さらに、英語の "quarter" のように、15分単位で「〜点○kè (○→一,二,三,四) 」という表現もある。

    Note

    単に「〜時」という時、"~点zhōng" というときもある。
    ※中国語では12時間表記が一般的で、交通機関のダイヤなどを除いて普通24時間表記は用いられない。

jīntiānxīng?ーjīntiānxīng

今日は何曜日ですか?ー今日は金曜日です。
※几jǐ : 主に一桁の数字が返ってくることを期待して用いられる疑問詞。第十課で取り上げる。

deshēngyuèhào?ーdeshēngshíyuèèrshíhào

あなたの誕生日は何月何日ですか?ー私の誕生日は11月20日です。

xiànzàidiǎn?ーxiànzàidiǎn

今何時ですか?ー今4時15分です。
※是 を入れていっても良いが、たいてい省略される。ただし否定文にするときは 不是 とする。

2. さまざまな "了le"

了には2つの用法がある。

1. アスペクト助詞の "了"

動詞の後ろについて動作の状況や状態を補足する助詞のことを「アスペクト助詞」といい、"了le" "过guo""着zhe" の3つがある。いずれも軽声として用いる。
後述の 語気助詞としての了 と区別するため、了₁ と表記することもある。

shān

といった場合、「私は山に登る」という習慣・あるいは意志を表すと考えられるため、このままではこの動作が実現済みであることを表せない。

動詞の直後にアスペクト助詞の“了”を伴うと,動作の完了・実現を表すことができる。「~した」と訳されることが多いが、過去形ではない。
否定するときは、副詞“没(有)”(有 はしばしば省略される)を用いて打ち消し、その結果“了”は消える。

Warning

後述の "过" は否定文にしても残るため、区別するように注意する。

V了 を用いて文を作った時、その文の目的語(存在する場合)が数量詞などを伴わない場合、そのまま文を終止させることができない。したがって、以下のような操作を行う。

  1. 文末に語気助詞の了₂(後述)をつける。
leshānle₂。

★このとき 了₁ はしばしば省略される。

  1. 目的語に数量詞を伴う
chǎnshān

◎このとき 1. と異なり 了₁ は省略できず、了₂ はつけない。

2. 文末の語気助詞としての "了"

了₂ とも表記され、様々な文の末尾について、「新たな状況になった」という変化・新事態の出現の意味を表す。

Note

「動詞」+(目的語)+ 了 の構造を取るとき、これが上記★の構造(目的語が裸の名詞であるため末尾に了₂を置き→了₁を省略)であるのか、単に新事態の出現を示すための 了₂であるのかを区別することができない。
しかしこの場合のほとんどは「完了・実現」の意味であり、新事態の出現を表すことは稀である。
また、「動詞」+ 了 +「目的語」の構造を取るときは必ず了₁であり、完了・実現の意味である。

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以下の例文群は了₁、了₂のどちらも使われている。どちらであるか区別するように注意。

zuótiānláixuéxiàolema?ーláile。/méiyǒulái

昨日あなたは学校に来ましたか?ーはい、来ました。/ いいえ、来ませんでした。
→上記★のパターン。すなわちこの疑問文の末尾にある了は了₂で、了₁が省略されている。

kàndiànchēláile

ほら、電車が来たよ。
你看nǐkàn : ほら(呼びかけ) / 电车diànchē : 電車
→目的語を伴わず、動詞の直後に了がついているので了₁で完了の意。

mǎilesānběnzhì

私は雑誌を3冊買いました。
→上記の構造。すなわちこの了は了₁で、後ろに数量詞がついているため了₂を末尾に置かない。

jīntiānchīzǎofànleméiyǒu
chīlemiànbāo
méiyǒuchīzǎofàn

あなたは今日朝ご飯を食べましたか?
→上記★のパターン。吃了₁ としても問題ない。また反復疑問文を作る際は 没(有) を使うことに注意する。(後ろの反復は省略するのが一般的)
ー私はパンを一つ食べました。
面包miànbāo : パン
→上記のパターン。
ー私は朝ご飯を食べませんでした。
→否定文にすると了が消えることに注意する。

xiàlejiùgōng

私は授業が終わってすぐアルバイトに行く。
→連動文であり、後半部分に完了の意味はない。前半の了は了₁で、完了の意。

xiàle

雨が降ってきた。
→下雨xiàyǔ は「雨が降る」という動詞であるため、この了は了₁と捉えたくなるが、文脈から明らかに「雨が降り出した」という新事態を述べているため、了₂である。(例外的な文)

lèilemenxiūxixiàba

私は疲れました、ちょっと休憩しましょう。
lèi : 疲れている / 休息xiūxi : 休む
→累 は形容詞であるため了₁は伴わない。この了は了₂であり、「疲れた」という新事態を表している。

degǎnmàohǎolema
jīnghǎole。/ hǎodiǎnerle

かぜはよくなりましたか?
ーもうすでによくなりました。/ 少しよくなってきました。
感冒gǎnmào : かぜ / 好→ここでは「よくなる」の意
→実現とも新事態の出現ともとれそうだ。しかし「よくなる」は瞬間動詞ではない(来るや行くのように瞬間的ではない)ため、「状態の変化」と捉え了₂ ととるのが良いだろう。

3. アスペクト助詞 "过guo"

先述したアスペクト助詞のうち "过guo" は「経験・完了」の意味を表す。
ほとんどが「経験」の意味で用いられ、「完了」を表すことは稀である。

否定するときは "了" 同様に 没(有) を使う。
否定するときも消さずにそのまま動詞の後ろにつくことに気をつける。

⚠️以下の例文のピンインでは过が軽声になっていないが、実際には前の動詞とくっついて軽声となる。

guòchángchéngma?ーguò。/ méiyǒuguò)。

あなたは長城に行ったことがありますか?
ーはいあります。/ いいえ、ありません。
※长城Chángchéng : 長城に

chīguòběijīngxiǎochīméiyǒu

あなたは北京の軽食を食べたことがありますか?

háiméikànguòzhōngguódiànyǐngne

私はまだ中国の映画を見たことがありません。
※还hái : ここでは「まだ」の意味 / 呢→語気を和らげている

qiánjiànguò

私は以前彼に会ったことがあります。
※以前yǐqián : 以前 / 见jiàn : 会う

4. 動詞 + "一下yíxià"

一下は「動量補語」の一つで、動詞の直後(=目的語がある場合動詞と目的語の間)におかれ、「ちょっと〜する」の意味を表す

qǐngděngxià

ちょっと待ってください。
※请→依頼の意

píngguǒhěnhǎochīchángxià

りんごはとてもおいしいです、ちょっと味見してみてください。
cháng : 味わう
(一下で語気を和らげている、「ちょっと」と言いつつ全部食べても良い)

xiǎngxiàshǒujiān

ちょっとお手洗いに行きたいです。
洗手间xǐshǒujiān : トイレ
(一下 でその動作が軽いものであることを主張している)

láijièshàoxià

ちょっと私から自己紹介させてください。
※来自我láizìwǒ : 私から(積極性を示す)
(请 だと仰々しいお願いになるので、一下で軽いお願いを表すこともある)

練習問題A

A-1

kànleběnxiǎoshuō

私は一冊の小説を読みました。
→後ろに了₂ をつけてはいけない。(上記◎のパターン)

kànguòzhōngwénxiǎoshuō

私は中国語の小説を読んだことがあります。

xiǎngkànxiàběnzhōngwénxiǎoshuō

私はあの中国語の小説をちょっと読んでみたいです。

A-2

xiànzàidiǎn?ーxiànzàidiǎnsān

今何時ですか?ー今7時45分です。
(七点四十五分 としてもよい)

饿èlebamenzàijiāxiǎochīdiànchīfànba

あなたはお腹が減ったのですか?私達はあの軽食店で昼ご飯を食べましょう。
→饿は形容詞。この了は了₂とすぐにわかる。
(那家 は那个でも間違いではないが、店の単位が家なので 那家が一般的)

suànchīlefànjiùzàifángjiānxiūxixià

私はご飯を食べたら、部屋でちょっと休むつもりです。

guòběijīngháiméiyǒuzàiwángjǐngmǎiguòdōng西

私は北京に行ったことはありますが、まだ王府井で買い物をしたことがありません。
※このくらいの文なら逆接を入れなくても良いが、入れるなら 不还 を使う。

tīngshuōgōngdejǐnghěnpiàoliangzánmenerkànxiàba

故宮の景色はとても美しいそうです。わたしたちはちょっと一緒に見に行きましょう。