第11課

本文

láiběijīngjīngliǎngyuèleguòběijīngdeshénmefāng

あなたが北京に来てからもう2か月になります。北京のどこに行ったことがありますか?

guòjǐngshāngōngyuántiāntánjǐngshāngōngyuánháiguòliǎngne

景山公園と天壇に行ったことがあります。景山公園には二度も行ったことがあります。
※还+<数量>+呢 で数量を強調している

guòyuánma

頤和園に行ったことがありますか?

háiméiyǒutīngshuōhěnyǒumíng

ありません。聞くところによるととても有名だそうですね。

jīntiānzhènghǎoyǒukòngpéiba

今日ちょうど暇があるので、あなたを連れていきましょう。
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yuánběndeyuánlínwánquányàng

頤和園と日本の庭園は全く違います。

shìmakànmenpángbiāndezhègejiàokūnmíng
miànzhèmedànshìwánquán使shǐyòngrénjiànzàode

そうなんですか?ほら見て、私たちの隣にあるこの湖は昆明湖と呼ばれています。
こんなに広い面積なのに、すべて人力で造られたんです。
※但是dànshì:〜けれども(比較的強い逆接)

zhēnliǎo

本当にすごいです!

duìmiànzuòshānshìwàn寿shòushānshānshàngzuòhěngāodejiànzhùjiāoxiāng

湖の向こうにある山は万寿山です。山の上にある高い建物は仏香閣と呼ばれています。
※座zuò:際立っていて動かないものに使う量詞(山、都市など)

cóngzhèkànxiāngkànhěnqīngchǔa

ここから仏香閣がよく見えます。
※典型的な様態補語の用法(後述)

文法事項

1. 動作の回数・持続時間

第10課では名詞の数量表現(名量詞)を学習した。ここでは動作の回数を表す表現(動量詞)に加え「〜時間」というような持続時間を表す表現を確認する。

動作の回数

まず、「何回~する」という動作の回数は、「数詞」+「動量詞」で表す。動量詞には以下のようなものがある:

動量詞 意味
次/回 〜度、~回
(始めから終わりまで通して)~回
様々な回数,“一下”で「ちょっと」

目的語がない場合、「看一次」(一度見る) といったように、動詞の後に置けばよい。

目的語とともに用いる場合、語順は以下のようになる:

  1. 目的語が一般の名詞のとき
    「動詞」+「回数」+「目的語」
  2. 目的語が代名詞のとき
    「動詞」+「目的語」+「回数」
  3. 目的語が人名・地名のとき
    1,2の語順どちらを用いてもよい。
Note

とはいったものの、代名詞のときは目的語の後ろ、それ以外は動詞と目的語の間 と覚えるのが簡単で間違えにくい。

また、回数を尋ねる疑問文は第10課 > 数を尋ねる疑問文の作り方と同じように、「几个」または「多少」を用いる。

guòsānshànghǎi

私は上海に3回行ったことがある。

jiànguò

私は彼と1回会ったことがある。
(上記2.のパターン)

qǐngzàishuōbiàn

もう一度言ってください。

動作の持続時間

次に、「何時間〜する」といった動作の継続時間を表す表現は、次のようなものがある:

  • 两个小时liǎng ge xiǎoshí(2時間)cf. 两点(2時)
  • 两天liǎng tiān(2日間)cf. 二号(2日)
  • 两个星期liǎng ge xīngqī(2週間)cf. 星期二(火曜日)
  • 两个月liǎng ge yuè(2ヶ月)cf. 二月(2月)
  • 两年liǎngnián(2年間)
    継続時間を尋ねる疑問文は、「几个小时jǐgexiǎoshí」や「多长时间duōcháng shíjiān」を用いる。(”几”は主に1〜10の返答を期待するときに使う)

★また文末に語気助詞の”了”を伴うと、現在までその動作が継続している印象になる。

目的語を伴う場合は、以下のような語順になる(前述の回数を表す表現と似ている):

  1. 目的語が一般の名詞のとき:
    「動詞」+ (”了”) +「継続時間」+「目的語」
  2. 目的語が代名詞のとき:
    「動詞」+ (”了” )+「目的語」+「継続時間」
Warning

cf.に示した「時点」を表す表現と区別するように注意。
以下は「時点」を用いた例文である:

menshénmeshíhoujiànmiàn?ーdiǎnjiànmiànhǎobuhǎo

いつ会いますか?ー7時に会いましょう、いいですか?

一方、以下は「期間」を用いた例文である:

zuótiānděngleduōchángshíjiān?ーzuótiānděnglexiǎoshí

あなたは昨日どれくらい待ちましたか?ー昨日は1時間待ちました。

zuótiānkànlebànxiǎoshídiànshì

昨日彼は1時間半テレビを見ました。

měitiānshuìxiǎoshí?ーměitiānshuìliùxiǎoshí

あなたは毎日何時間寝ますか?ー私は毎日6時間寝ます。

xuélebànniánhànle

私は半年間中国語を勉強しています。(上記★参照)

補足:期間と回数を組み合わせて使うとき

「1ヶ月に○回〜する」というときは、「期間」+「動詞」+「回数」+「目的語」の語順になる。
(練習問題A-2 の例文を参照)

2. ”和(/跟) … 一样”

A+ ”hé/gēn” + B + ”一样yíyàng” で、「AとBは同じ」という表現になる。
さらにBのあとに形容詞または動詞を伴うと、「AとBは同じくらい〜」あるいは「AとBはともに〜」といった表現になる。
否定するときは “不一样” を用い、反復疑問文では ”一样不一样” となる。

deshǒudeshǒuyàng

私の携帯とあなたのは同じです。
※2回目の同じ名詞は省略するのが一般的である。

dexiǎnggēndeyàng

私の考えは彼とは違う。

diyànggāo

弟と私の背丈は同じだ。

gēnyàngshìběijīngxuédeliúxuéshēng

彼はあなたと同じく北京大学の留学生です。

3. ”是 ... 的”

「すでに確定した事実」において、その時や場所・方法などを強調するとき、
”是” + 「時や場所・方法などの句」+「動詞」+ ”的”
という構文を取る。
また動詞が目的語を伴っていた場合は、”的”の前後どちらにおいても問題ない。
ただし、目的語が人称代名詞の場合は後ろに置けないことに注意。

shìniánchūshēngde?ーshìjiǔjiǔniánchūshēngde

あなたは何年生まれですか?ー私は1998年生まれです。
※「生まれた」のは確定事実である

jīntiānshìzěnmeláixuéde?ーshìzuògōnggòngchēláide

今日あなたはどうやって大学に来ましたか?ーバスで来ました。

zhèběnshūshìzàiwángjǐngmǎide

この本は王府井で買いました。

4. 様態補語

動詞や形容詞の後に ”de“ を伴ってその後で動作・行為・状態のことを詳しく説明する補語を、「様態補語」という。
「様態補語」は語・句がなることができる要素である。

例えば以下のように:

měitiānshuìhěnwǎn

私は毎日とても遅く寝る。

”得”は動詞と様態補語を結びつけるマークであるため、間にそのまま目的語を伴ってはいけない。例えば以下は誤った表現である。

shuōhěnhǎo

❌彼は日本語を上手に話す。
正しくは、以下のように動詞を繰り返す:

shuōshuōhěnhǎo

またはこの場合、1つ目の動詞を省略して「他日语说的很好。」としてもよい
すなわち、
(動詞)+「目的語」+「動詞」+ “得” +「様態補語」
という語順になる。

また、否定するときは、単に ”得” のあとに ”不” を用いればよい。
疑問文にするには、様態補語の部分を「怎么样zěnmeyàng」に置き換える。

Warning

中国語の述語の中には、「游泳(泳ぐ)」のような動詞(游)と目的語(泳)が最初から組み合わったような「離合詞」が存在する。
これに様態補語を伴うとき、”得”の前には動詞部しか置けない。すなわち「游泳得」ではなく「游得」という。
また省略形には「①一つ目の一文字目(動詞部)を省略する」あるいは「②一つ目の離合詞ごと省略する」の二通りが考えられる。
例えば「彼女は早く泳ぐ」というとき:

yóuyǒngyóuhěnkuài

あるいは

yóuyǒngyóuhěnkuài
shuōhànshuōhěnliú

彼女は中国語をとても流暢に話します。

chàngchànghǎoma?ーchànghěnhǎo。/chànghǎo

彼は上手に歌を歌いますか?ー彼は上手に歌います。/ 彼は上手に歌いません。
※「唱歌」は前述の離合詞であり、ここでは①のパターンの省略が起こっている。

yóuyǒngyóuzěnmeyàng?ーyóutàihǎo

泳ぎは得意ですか?ー私はあまり得意ではありません。
※前述②のパターンの省略。

shuōtàikuàiméiyǒutīngqīngchǔ

あなたが話すのが早すぎて、はっきり聞き取れませんでした。

5. ”这么/那么“ + 形容詞

「こんなに〜」、「あんなに〜」と形容詞を修飾したいときは、形容詞の前に「这么(こんなに)」または「那么(あんなに)」をつける。

zhèmepiàoliangdefudìnghěnguìba

こんなに素敵な服、きっと高いんでしょう?

jiàoshìrénzěnmemeduō

教室にどうしてこんなに人が多いのですか?
※怎么→参照:第06課 > 4. 疑問代詞 "为什么wèi shénme" "怎么zěnme"

běijīngdexiàtiānméiyǒujīngzhèmemēn

北京の夏は京都ほど蒸し暑く有りません。
第06課 > 2.比較表現の構文である。

練習問題

A-1

wǎngqiú

彼はテニスをします。

wǎngqiúhěnhǎo

彼はテニスをするのが上手です。

wǎngqiúzěnmeyàng

彼はテニスをするのがどのくらい上手ですか?

wǎngqiútàihǎo

彼はテニスをするのがあまり上手ではありません。

A-2

zuótiānxiàlebànxiǎoshítàiquán

昨日の午後、私は太極拳を1時間半しました。

kàndiànshìyuè?ーkànsānyuè

あなたは一ヶ月に何回映画を見ますか?ー私は一ヶ月に三回見ます。

defángjiāngedefángjiānyàng

私の部屋は兄の部屋と同じくらい大きいです。

shìshénmeshíhouláiběnde?ーshìniánláide

あなたはいつ日本に来たのですか?ー私は去年来たのです。
※すでに来たことは確定事実であり前提なため、”了”を伴わない。

jīngdexiàtiānzěnmezhème

京都の夏はどうしてこんなに暑いのでしょう。
※怎么のほうが为什么よりも「聞き手に共感を求めている」印象になるためこちらを用いた。