第18課
本文
清代の皇帝たちはここに住んでおり、時には避暑山荘や北海、頤和園といった皇家庭園にも出かけていました。
※住zhù:住む・泊まる / 有时yǒushí:時には / 比如bǐrú:例えば
今日はまだ時間があるので、北海公園を見に行きましょう。
-----
見て、あの白い宝塔の造形は本当におしゃれです。
※造型zàoxíng:造型 / 别致biézhì:風変わり・ユニーク(ポジティブな意、ここでは おしゃれ とした)
あれは白塔で、北海公園の象徴です。
※象征xiàngzhēng:象徴
そうなんですか?この景色は本当に美しく、毎日来られたらどんなにいいでしょう!
※天天tiāntiān:毎日
第12課 > 4. “如果/要是 ...(的话),就 ... “では”要是/如果”に呼応する副詞として”就”を挙げたが、ここでは別の副詞”那”が用いられている。これは特に感情を表す結果の文で”如果“とともに用いられる。
そうですね。景色がこんなに美しいので、写真を1枚撮ってあげましょう。
※拍张照 で「写真を1枚撮る」という表現になる。「拍一张照片」が省略された形と考えよう。
わかりました。
文法事項
1.「動詞」+ ”在”
第07課 > 2. 進行表現では副詞”在”を用いた進行表現について学んだ。ここでは結果補語としての”在” について学ぶ。
結果補語「在」は動作が行われたあと目的語がその場所にずっと存在する(効果の残存)ことを表す。
「在」の後ろには残存する場所を表す語しか来ることができず、残存する対象である目的語(物など)は”把”を使って、動詞の前に位置 させる。
介詞”在”+「場所」+「動詞」という表現が基本であり、この構文は応用的なものである。場所が具体的(英語で言う定冠詞がつくようなもの)であるときに用いられやすい。
なお補足であるが、この結果補語の後ろに更に名詞を伴うのは”给”と同じ構造である(参照:第15課 > 3. ”给“のさまざまな用法)。
彼は学生寮に住みたいと思っています。
※宿舍sùshè:寮
本を本棚の上に置いてください。
※架jià:棚
私は鍵を部屋の中に忘れてしまった。
2. ”会” その2
第12課 > 2. ”会huì” ”能néng” ”可以kěyǐ”では「できる/できない」に焦点を置く助動詞として”会”を学んだが、”会”には「可能性がある」ことを表すというもう一つの用法がある。
例えば「この件は他の人が知っているはずない」などだ。
”一定“(きっと)や 終助詞”的” などと合わせて用いられることも多い。
天気予報によると、今日は雨が降るそうです。
※天气预报tiānqì yùbào:天気予報
彼は私の誕生日パーティーに来てくれるでしょうか?
ー彼はきっと来るでしょう。/ 彼は来ないでしょう。
※派对pàiduì:パーティー
※回答の”的”は話し手の断定の気持ちを表している。
(能力があって)参加できる/できない という意味で捉えると不自然である。なお、都合がついて参加できるか否か を表したいなら”能”を用いるのが自然。
この秘密は、私は誰にも話しません。
※秘密mìmì:秘密 / 告诉gàosu:告げる・話す(二重目的語を取る、ここでは 这个秘密 が前に出ている)
こんなに一生懸命努力しているのだから、試験ではきっと良い成績を取れるでしょう。
※考试kǎoshì:試験 / 成绩chéngjì:成績
動詞”努力” が ”这么”(こんなに〜)で強調されている。また「取得qǔdé」について、これは様態補語ではなく一つの動詞であることに注意。
3. ”该”
ここでは”该”の2つの用法を学ぶ。
感嘆を表す ”该”
(特に願望や仮定に対して)「どんなに〜か!」という感嘆を述べるとき、以下の構文が用いられる:
”该” +「程度副詞(主に”多”)」+「形容詞」+ ”啊”
こんなに大きな家、どれほど高いことでしょう!
※房子fángzi:家
もし私の中国語もこんなに流暢に話せたのなら、どんなにいいでしょう!
義務・当然・助言・推測を表す”该”
「~すべきだ」「~したほうがよい」「~するのが当然だ」あるいは「きっと〜だろう・〜に違いない」という意味を表したいとき、助動詞”该”を用いる。
今回の試合はとても重要だから、早めに準備すべきです。
※比赛bǐsài:試合 / 准备zhǔnbèi:準備
いよいよ試験ですから、しっかり復習すべきです。
※复习fùxí:復習 / 好好儿hāohaor:しっかり・きちんと
こんなに遅いし、彼はもう来ないでしょう。
※推測の意味で”该”を用いるのは客観的な状況からの判断・予測というニュアンスのときである
4. よく使われる副詞
ここではよく使われる3つの副詞を学ぶ。 いずれも述語(動詞や形容詞)の前につくことに気をつけよう。
”才cái”:遅さ・少なさの強調
遅さ・少なさの強調には ”才cái” を用いる。
「やっと」「ようやく」「わずか」といった訳になることが多く、”就” の反対である。
私は彼をずっと待っていたが、彼はやっと来た。
※半天bàntiān は文字通り「半日」を指すこともあるが、ここでは「長い間」という意味である。
どうして今になってやっと到着したんですか?
たくさん練習してこそ、はじめて中国語を上手に話せる。
※练习liànxí:練習
”只有zhǐyǒu” +「条件」 ,”才” +「結果」で「〜してはじめて...」という意味になる。”只有”は「ただ~だけ」といった意味である。
”刚gāng”:近い過去であることを示す
動作が近い過去に発生したことを示すには ”刚gāng“ を用いる。
「〜したばかり」という訳になることが多い。
すみません、お待たせしてしまいました。
ー大丈夫です、私も到着したばかりですから。
中国語を勉強し始めてすぐの頃、私はまったく自信がありませんでした。
※第14課 > 1. 強調の文 ”一点儿 / 疑問詞 + 也/都(不/没有) ... ”の構文である。
彼は北京に来てまだ間もないので、周りの環境にはまだ慣れていません。
※周围zhōuwéi:周囲 / 环境huánjìng:環境 / 熟悉shúxi:慣れる / 介詞”对”+「名詞」:「〜に対して」
”不久”はここでは「ほどない・まもない」ことを表す形容詞である。
”快kuài“:近い未来であることを示す
副詞“快”はとくに ”快” 〜 ”了”の形で、「もうすぐ〜する(だ)」と時間が迫っていることを表す。
もうすぐ休みです、今年の夏休みには何か予定がありますか?
※放假fàngjià:休みに入る(離合動詞・間に期間を入れることもできる) / 暑假shǔjià:夏休み / ”打算”:ここでは名詞
もうすぐ春節なので、みんな帰省して新年を迎える準備をしています。
※春节Chūnjié:春節 / 过年guònián:新年を迎える(ただしここでは文脈から「旧正月を迎える」などのほうが適切かもしれない)
時間が過ぎるのは本当に早く、私は中国に来てもうすぐ2年になります。
※过guò:過ぎる
真快の”快”は形容詞であり、快两年了 の”快”は副詞である。
文法事項
A-1
今日彼はきっと帰ってくるでしょう。
彼も会社から帰ってきたばかりです。
介詞句があるとき、副詞は更にその前に置くのが一般的。ゆえに”也”と”刚”はこの位置が適切。
(時間が)こんなに遅くなったので、彼は(もう)帰って来るはずです。
彼は電話でもうすぐ帰って来ると⾔っています。
A-2
あなたのお名前をここに書いてください。
※在这里写你的... でも構わない。ここでは本課で学んだ1.「動詞」+ ”在”を用いた。
聞くところによると彼は今とても忙しいそうですが、明日はきっと私たちに会いに来てくれるでしょう。
※明らかな逆接文であるから、但是/但 があったほうがよい。
もし彼女がこのことを聞いたら、どれだけ喜ぶことでしょう!
あなたは日本に来てもうすぐ2か月になりますので、もう慣れたでしょう。
※习惯xíguàn:慣れる
”吃惯”などの形で「〜するのに慣れる」を表すこともある。
走り始めたばかりなのに、私はもう疲れました。